【2018 ミス日本酒 第10回 ナデシコプログラム】 JAXA見学「JAXA 筑波宇宙センター」（茨城県つくば市）レポート
[English follows]
こんにちは。2018 ミス日本酒 茨城代表 宮内 菜奈子です。春の陽気が待ち遠しい今日この頃ですね。みなさまお変わりはございませんか？本日は【2018 ミス日本酒 第10回 ナデシコプログラム】 のレポートをお送りいたします。
【2018 ミス日本酒 第10回 ナデシコプログラム】
2018年2月18日(日) 11:00~15:00 JAXA見学
第10回のナデシコプログラムでは、先日講義をしていただいたJAXAの岩渕様のご案内で、茨城県つくば市にありますJAXA 筑波宇宙センターを見学させていただきました。得難い経験に、そして代表を務める茨城県での学びに、心が躍りました。
【JAXA 宇宙航空研究開発機構 岩渕 泰晶様：JAXA 筑波宇宙センター見学会】 JAXA 宇宙航空研究開発機構は、宇宙航空分野の基礎研究や開発・利用に関する研究を行う研究機関です。筑波宇宙センターは、JAXAの事業所の1つであり、日本の宇宙開発の中枢センターとしての役割を担っています。筑波宇宙センターでは、JAXAが推進する活動のうち、
①宇宙からの目となる人工衛星の開発や運用及びその観測画像の解析、
②「きぼう」日本実験棟を用いた宇宙環境利用や宇宙飛行士養成と活動推進、
③ロケット/輸送システムの開発と技術基盤確立のための技術研究推進、
の3点について主に取り組んでいます（パンフレットより）。
センターの正門を抜けると、全長約50mもあるロケット「H-Ⅱ」が私たちを出迎えてくれました。その迫力、実際に宇宙に行ってきたもの（と双子）であるという気高さに、「日本で一番宇宙に近い場所」という言葉が、急にリアルを伴って私たちの身に迫ってきたと感じました。
今回は、展示館「スペースドーム」やミュージアムショップ・企画展「プラネットキューブ」、そして国際宇宙ステーション「きぼう」運用管制室、宇宙飛行士養成エリアを見学させていただきました。 特に私が興味を持ったのは、「きぼう」におけるさまざまな宇宙実験、特に生物実験です。植物では、すでにさまざまな宇宙実験が行われており、宇宙でも植物は発芽・生育できること、宇宙に存在する宇宙線によりさまざまな突然変異が起こることは知っていましたが、動物実験については全く知りませんでした。
今回、「宇宙メダカ」の子孫を見せていただき、宇宙環境が及ぼす影響についての動物実験が行われていることを知りました。宇宙のような無重力状態では、人間は血液が頭の方に上がってくるため、顔がむくみ、ムーンフェイスとなってしまいます。それだけならまだ良いのですが、なんと無重力空間では、骨に負担がかからないためカルシウムが骨に蓄積せず、骨粗しょう症にもなりやすくなってしまうのだそうです。そのために、宇宙メダカたちは宇宙空間でどのように骨量が減るかということの観察に用いられているのです。このデータを応用すれば、地球上の骨粗しょう症の治療にも役立てることができます。
このように、宇宙研究は、私たちの生活からは全くかけ離れているようで、実はその技術を応用することで私たちの生活に密接にかかわるものとなるのです。 自分とは全く接点がないと思っていたものが、思いもよらぬ角度で自分の扉をノックするとき、大きな驚きと、得も言われぬ高揚感が生まれます。
それでは、ミス日本酒と宇宙との間には、どのような関係があるのでしょうか。 以前、岩渕様がおっしゃっていたように、イノベーションは異分野の知の共有、融合によりもたらされます。その分野が遠ければ遠いほど、イノベーションは大きなものとなるでしょう。私たちが宇宙を知り、宇宙が日本酒を知るとき。岩渕様の知のシェアと、今回のつくば宇宙センター見学が、その大きな一歩となったと私は信じています。宇宙開発分野に、日本酒を伝えられる日が来ることを、願ってやみません。 岩渕様、つくば宇宙センターの皆様、本当にありがとうございました。
【ご案内】
今回お世話になりました、JAXA 筑波宇宙センターは、一般の方々の見学ツアーも開催していらっしゃいます。興味をお持ちの方は、以下のURLから確認くださいませ。 http://fanfun.jaxa.jp/visit/tsukuba/museum_j.html
また、JAXA他施設も、見学いただけます。お子さまと、ご友人と、ぜひ宇宙の神秘に触れてみてはいかがでしょうか。 http://fanfun.jaxa.jp/go/
2018 ミス日本酒 茨城代表
宮内 菜奈子
[English abstract for the 10th Nadeshiko program]
On February 18th, I attended the tenth Nadeshiko program. Here is the summary of what I learned in this program. This time, we visited Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)’s Tsukuba Space Center, TKSC. Mr. Yasuaki Iwabuchi, who gave us a lecture a month ago, kindly guided us.
TKSC has these three missions;
1.Development and operation of satellites, which are eyes from space, and analysis of acquired observation data (images),
2.Space environment utilization using the Japanese Experiment Module “Kibo” of the International Space Station, providing astronaut training, and promoting manned space activities,
3.Development of launch vehicles and other space transportation systems and technological research promotion(cited by the webpage).
I especially got interested in the Space medaka(fish). They are used for the experiments of Osteoporosis caused in the space. How the amount of bones of medaka decreases is observed and this data can be applied to the remedy of Osteoporosis on the earth. Technics used for space exploration is quite essential for our daily lives. This finding inspired me a lot because at first, I thought space is very far from my life.
As Mr. Iwabuchi mentioned, innovation occurs when people from some different fields share their knowledge and cooperate. I believe this is the first step of the Big Bang which accelerates the dissemination of Sake and the development of the space exploration.
2018 Miss SAKE Ibaraki Nanako Miyauchi
【2018 ミス日本酒 最終選考会」のご案内】
「日本酒は日本の尊さと感謝の心を教えてくれる存在」
日本酒をつくるためには、良質な米、きれいな水、作り手の技術が不可欠です。言い換えれば、日本には平和な世界・きれいな環境・匠な技が継承される文化があるということ。それらを象徴するのが日本酒なのでしょう。ですので、日本酒を飲めることに感謝し、また、国内外に日本酒を発信することで、日本の尊さと感謝の心を広めていければと思います。それがひいては世界中の人々の心や環境、経済に影響を与え、食料問題や飢餓問題の解決の一助になるのではと私は信じていますし、その道に向かって、社会貢献していきたいです。これが私の描くミス日本酒像であり、私の夢です。
「2018 ミス日本酒 最終選考会」では、稲への愛・感謝の心を伝えたく思います。國酒 日本酒への想いを皆様と共有し日本を盛り上げていければ嬉しいです。
【2018 ミス日本酒への想い】
私は現在、東京大学大学院で厳しい環境に耐性をもつ稲の創出に関する研究をしています。その中で得たのは、食糧問題や食材、お酒への無関心は生産者と消費者間の隔たりから生まれるという気づきです。 稲は世界中で愛される作物。日本に古くから根付くソウルフード。農業事情を知るため訪れた東南アジア(タイ・ミャンマー・べトナム)では米から作る蒸留酒、食文化に触れました。そして日本の稲作環境の美しさと技術・高品質の米・綺麗な水・人の思いが調和してつくりだされる芸術品である日本酒の素晴らしさを再認識しました。この世界に誇れる日本の知恵、日本文化を発信し、生産と消費、日本と世界の架け橋になりたいです。
20年間の競泳経験（ジュニアオリンピック出場）で身につけた体力・精神力。4歳から学んでいる日本舞踊と書道で培った伝統美を尊ぶ心・謙虚さ。澄んだ心と澄んだ瞳で、誰もが日本酒を楽しめる飢餓のない世界をつくりたいです。
【2018 ミス日本酒 最終選考会 概要】
◯日時：2018年3月12日（月）
開場：17時 開宴：18時 終宴：20時45分予定
◯会場：ウェスティン都ホテル京都「瑞穂の間」
〒605-0052 京都府京都市東山区粟田口華頂町１
（www.miyakohotels.ne.jp/westinkyoto/）
◯主催：一般社団法人ミス日本酒
◯後援：外務省、農林水産省、経済産業省、環境省、国税庁、観光庁、知的財産戦略本部、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本貿易振興機構(JETRO)、京都府、京都市（JAXA、JETRO申請中含む 2018年1月22日時点）
◯特別協力：ヘッケルスポーツ
◯チケット金額（税込み）
お一人様：通常価格30,000円→特別価格20,000円
※全席コースディナー及び、美味しい日本酒とお土産付き
※10名掛けのテーブル席
※ドレスコード：可能な方はお着物、もしくは和物をあしらってくださると幸いです。
※早期お申し込みの方から順に良いお席をご用意させて頂きます。1月10日ファイナリスト発表会にも来場された方はその旨備考欄にご記入ください。
※キャンセルに関しましては7日前までの受付とさせていただいております。それ以降のキャンセルまたは当日のご欠席に関しましては、会場の関係上、全額代金請求させていただきますことを何卒ご了承くださいませ。
※下記口座にチケット合計金額を2月13日までにお振込頂ければ幸いです
【振込先】三菱東京UFJ銀行 銀座通支店 普通 ０３３３２７９ 一般社団法人ミス日本酒
お問い合わせはメールにて承らせて頂きます。
一般社団法人ミス日本酒 事務局 ticket@misssake.org
◯2018 ミス日本酒 (Miss SAKE) 最終選考会 開催のご案内はこちら
◯2018 ミス日本酒 (Miss SAKE) 最終選考会 申込はこちら
2018 ミス日本酒 お披露目会には茨城の日本酒がありましたので、皆様に振るまいました。2018 ミス日本酒 最終選考会では全国各地の日本酒を楽しんでいただけます。
どうぞよろしくお願いいたします。
2018 ミス日本酒 茨城代表
宮内 菜奈子
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【ミス日本酒】
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2018 ミス日本酒 ファイナリスト / Miss SAKE Finalists 一覧
http://www.misssake.org/2018-miss-sake-finalists/
2018 ミス日本酒 茨城 / 宮内 菜奈子 Nanako Miyauchi
https://www.misssake.org/2018-miss-sake-finalists/nanako-miyauchi/
