【茨城県酒造組合様・茨城県知事 大井川 和彦様 表敬訪問】
皆様、こんばんは。2018 ミス日本酒 茨城代表 宮内 菜奈子です。梅の花が穏やかに香る季節となりました。水戸の偕楽園では純白の梅が見頃です。どうぞお立ち寄りくださいませ。
さて本日は、2018 ミス日本酒 茨城代表として、茨城県酒造組合様、茨城県知事 大井川 和彦様への表敬訪問をして参りました。
ミス日本酒 茨城代表の選出は私で3代目。2018 ミス日本酒 茨城代表として活動できますのも、ひとえに茨城県酒造組合様と酒造の皆様、茨城県の皆様の温かいサポート、優しいお心遣いのお蔭です。その感謝と、茨城代表としての意気込み、2018 ミス日本酒への想いをお伝えさせていただきました。
【茨城県酒造組合様 表敬訪問】
茨城県酒造組合様への表敬訪問では、会長の廣瀬様、事務局長の佐藤様に、茨城県の日本酒についてのお話を伺いました。山、川、海などの自然に恵まれた茨城県には45もの酒造があり、関東一の数を誇ります。
近年、全国新酒鑑評会などの国内での鑑評会だけでなく、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)や全米日本酒鑑評会(joy of sake)、Kura Masterなど海外での鑑評会でも数々の賞を茨城県の日本酒が受賞しており、注目を集めています。「日本酒で乾杯」運動の推進にも精力的に関わっていらっしゃる廣瀬様、佐藤様の熱い想いに触れました。
私は現在、東京大学大学院で厳しい環境に耐性をもつ稲の創出に関する研究をしています。茨城県の酒米、その酒米で醸される日本酒についても探求していきたく思います。引き続きご指導いただきながら、邁進いたします。
【茨城県知事 大井川 和彦様 表敬訪問】
茨城県知事 大井川 和彦様は、2017年9月より就任された新知事です。茨城県を魅力度最下位から脱却させようと革新に燃えていらっしゃいます。
その大井川知事にお目にかかり、さらに温かいお言葉を頂戴し、大変光栄でした。私もより一層研鑽を積み、茨城のPRに貢献しようと決意を新たにしました。
また、茨城県庁では、明利酒類株式会社の加藤様や商工労働観光部の皆様にご挨拶させていただきました。皆様本当に温かく、2018 ミス日本酒 茨城代表としての私に大きな期待を寄せてくださっていると感じました。期待に添えるよう、これからも勉強を重ね、しっかりと茨城、日本酒、日本文化の魅力をお伝えして参りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
【笠間焼のぐい飲み】
皆様のご厚意で、茨城県立笠間陶芸大学校 講師・笠間焼伝統工芸士 根本 達志様の作品、笠間焼のぐい飲みを頂きました。心から感謝いたします。
笠間焼は、笠間市で江戸時代に生まれた陶器です。伝統の技を受け継ぎつつも、伝統にとらわれない自由な表現が特徴です。頂いた作品は、タイとの交流から生まれたマカダミアナッツ殻の灰釉を使用し、藤のように垂れて咲くマカダミアナッツの花を表現したもの。暖かみのある白、花弁を思わせる縁の模様がチャーミングです。
私は、タイへ訪れたことがあり、米から作る蒸留酒、食文化に触れました。カンボジアも訪問しました。そして日本の稲作環境の美しさと技術・高品質の米・綺麗な水・人の思いが調和してつくりだされる芸術品である日本酒の素晴らしさを再認識しました。稲は世界中で愛される作物。日本に古くから根付く「ソウルフード」。この世界に誇れる日本の知恵、日本文化を発信し、生産と消費、日本と世界の架け橋になりたいです。
このぐい飲みで、春らしく、茨城県の梅や桜のお花見を楽しみながら、にごり酒をいただきます。皆様のお花見にも素敵な酒器と日本酒がありますことを。
肌寒い日が続いております。どうぞご自愛くださいませ。
2018 ミス日本酒 茨城代表
宮内 菜奈子